佐伯哲也著『加賀中世城郭図面集』が刊行されました

 本会会員である佐伯哲也氏の表題著書が刊行された。

 2011年の『越中中世城郭図面集Ⅰ』から数えてシリーズ5冊目となる。

 91の城館が取り上げられ、過去の4冊と同様、すべての城館について縄張図とともに詳しい解説が加えられている。縄張図から読み取れることを中心としつつ、発掘調査や文献も加味した記述となっており、丹念な調査研究がうかがえる。

 「あとがき」には毎回著者の刊行にあたっての思いが率直な言葉で語られるが、本書でも安易な妥協や既往の研究に迎合せず、信念をもって研究を進めたことが述べられている。

一つ一つの城郭について恥ずかしながら論評できる素養がないが、理路整然と、時に大胆に自説を開陳した内容は読みごたえがあり、著者の見識の深さと確固とした城郭観が示されている。

 縄張研究をライフワークとする著者が、多大なエネルギーと情熱を注ぎ込んだ労作を、多くの方が読まれるようここに紹介させていただく。
A4版 230頁 5000+税 桂書房)

(野垣好史)

DSCF3154.jpg

スポンサーサイト

富山の中世を語る会開催の案内について

 富山の中世を語る会は、文献・考古・縄張り研究の研究者が官民の垣根を取り払って集合し、自由に意見を交換できることを目的として設立しました。参加資格 はまったくありません。興味ある方は誰でも参加できます。一人でも多く参加していただき、自由闊達な意見交換をしていただくことを望みます。

1.日   時  平成29年8月7日(月) 19:00~21:00

2.場   所  富山県総合体育センター 2階大研修室(富山空港となり、076-429-5455)
          ※場所が前回と違っておりますので、ご注意ください。
 
3.発表内容
①越中国府関連遺跡の整理
   田上 和彦 氏(高岡市教育委員会、本会会員) 

②慶長富山大火を再考する
   萩原 大輔 氏(富山市郷土博物館)

③意見交換・雑談

4.参加費用  200円


【問い合わせ先】 富山の中世を語る会事務局 076-429-8243(佐伯宅)

泉の杜100年プロジェクト「葦で草船を作り乗ってみよう」の開催について

 葦(よし)を使用した草船を製作し、乗船体験するワークショップが下記のとおり開催されます。

 ・日 時;平成29年6月10日(土) 9:00~16:00
       講師による作り方の説明とロープワーク後船体作り
      平成29年6月11日(日) 9:00~16:00
       船体の仕上げと進水式、乗船
 ・場 所;南砺市桜ヶ池周辺
 ・講 師;石川 仁 氏(探検家)
 ・費 用; 2日間=7,000円
      1日のみ=4,000円
 ・定 員;20名
 ・持 物;動きやすい服装、軍手、タオル、昼食、飲料
 ・申込み;こちらのHPより記入
【問い合わせ先】
 泉の杜100年プロジェクト 090-2099-7223(担当;竹中様)
 facebookページ
泉の杜_葦船

平成29年度 第1回例会の開催について

 平成29年度 第1回例会を平成29年6月4日(日)13:00より上市町弓の里歴史文化館で開催します。
 弓の里歴史文化館では、企画展「浄土のうつわ」が開催されており、今回の例会では展示解説会および黒川上山墓跡出土蔵骨器の検討会を実施します。企画展内容はこちらからご確認ください。

 日 時;平成29年6月4日(日) 13:00~15:00
 会 場;弓の里歴史文化館(上市町舘182)
 内 容;弓の里歴史文化館企画展「浄土のうつわ」展示解説会
     黒川上山墓跡出土蔵骨器検討会
 申込み;不要、参加費無料

【問い合わせ先】
 富山考古学会 
archae.t@gmail.com 


H29第1回例会企画案

日本考古学協会での図書販売員を募集します

 春に予定されている日本考古学協会総会の図書交換会で、会などが発行した図書・報告書等を販売していただける会員を募集します。
担当いただける方には、約13,500円(旅費片道相当分)を助成します。

  ◎期 日;2017年5月28日(日)販売日は1日のみ
  ◎会 場;大正大学西巣鴨キャンパス
       (東京都豊島区西巣鴨3-20-1)
  ◎申し込み期間;5月19日17:00まで
  ◎申し込み方法;事務局まで、口頭・メール等でお願いします。
          E-mail:archae.t@gmail.com


北代縄文館ミニ企画展「とやまの石器研究最前線!」の開催について

 台湾の中央研究院地球科学研究所の飯塚義之博士が、史跡北代遺跡や 小竹貝塚から出土した石器について、最新の機器(蛍光X線分析装置 や走査型電子顕微鏡)を用いて分析しました。石器を傷つけることなく、 岩石の種類を科学的に同定することは、考古学研究で今後ますます重要になります。
 本展では、このような石器研究の最前線をご紹介します。(チラシより)


  会 期;平成29年6月6日(火)~12月17日(日)
  会 場;富山市北代縄文広場 北代縄文館
  入館料;無料
  開館時間;9:00~17:00(入館は16:30分まで)
  休館日;月曜日(8月14日は臨時開館)、祝日の翌日(ただし、土・日曜日の場合は開館)



【学芸員による展示解説会】
  日 時;平成29年6月10日(土) 10:00から
  場 所;北代縄文館展示室
  参加費;無料(申込み不要)

【ワークショップ】
 “石器石材の特性を知ろう!”
  日 時;平成29年8月26日(日) 10:00~12:00
  場 所;北代縄文館体験工房
  講 師;富山市科学博物館 増渕主任学芸員


【問い合わせ先】
 富山市埋蔵文化財センター 076-442-4246
 http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/maibun/center.htm

とやまの石器研究最前線!展チラシ


北代縄文考古楽講座開催について

 北代遺跡の発見から 110 年目となる今年、史跡北代遺跡の新たな魅力の発見に向けて、富山市埋蔵文化財センター学芸員や富山市科学博物館専門官を講師に迎えて、北代縄文考古楽講座を開催します。
 気候や地形、生業といったさまざまな視点を踏まえ、講師と受講生が双方向で行う質疑応答を目指します。縄文時代のとやま等、楽しみながら地域の歴史 を学びましょう。お気軽にご参加下さい。チラシより)

  会 場;富山市北代縄文広場(北代縄文館)
       富山市北代 3871-1
  参加費;無料(申込み不要)


【第1回】「北代縄文考古楽講座への誘い」
  日時;平成29年7月8日(土) 9:30~11:30
  内容;古環境に着目してとやまの歴史を紐解く見方を紹介します。
     ・講座の趣旨説明
     ・古環境という視点~福井県若狭町水月湖年縞堆積物の紹介~

【第2回】「気候変動と縄文人」
  日時;平成29年9月30日(土) 9:30~11:30
  内容;古気候・古地形の復元研究を紹介します。
     ・水月湖年縞堆積物、尾瀬ヶ原泥炭層の花粉分析の紹介
     ・埋没林等による海水準変動復元の紹介等

【第3回】「動物と縄文人」
  日時;平成29年10月14日(土) 9:30~11:30
  内容;遺跡から出土した動物の骨をとおして縄文人の生業を探ります。
     ・動物遺存体等からみた縄文人の生業の紹介
     ・縄文人の狩猟対象動物の生態の紹介等

【第4回】「気候変動に直面した地域社会の応答-弥生時代の事例-」
  日時;平成29年12月16日(土) 9:30~11:30
  内容;とやまの弥生人が寒冷多雨等の気象変動にどう対応したのかを紹介し、
     これからの環境問題について考えます。
    ・弥生時代末の寒冷多雨や海面上昇など、試練に直面したとやまの人び
     との対応を紹介

【問い合わせ先】
 富山市埋蔵文化財センター 076-442-4246
 http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/maibun/center.htm

   


  北代縄文考古楽講座

プロフィール

富山考古学会

Author:富山考古学会
1949年に設立。会の目的は、おもに富山県の考古学調査と研究、考古資料をはじめとする文化財の保存と継承、そして新人の指導。学会誌『大境』と連絡紙を発行。シンポジウムなどの研究活動、遺跡整備事業などに貢献。2008年、文部科学大臣表彰を受章。2011年、日本学術会議協力学術研究団体に指定。
※写真は氷見市大境洞窟(国史跡) [氷見市立博物館蔵]

最新記事

最新コメント

メールフォーム

富山考古学会および当ホームページにご意見や考古学情報をお寄せください

名前:
メール:
件名:
本文:

富山の天気

FC2カウンター