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令和5年度 第9回富山考古学会・石川考古学研究会合同例会 「加越能の仏教考古学 ~「いのり」の対象と空間~」の開催について

 富山考古学会では、平成25年から足掛け7年にわたって「越中の小金銅仏」調査部会による富山県内の小金銅仏調査を実施しました。その成果は会の機関誌『大境』第39・40号合併号の特集において報告しました。
 そこで、今年度の第9回富山考古学会・石川考古学研究会合同例会では、この場をお借りして越中の小金銅仏調査の成果報告を行います。
 あわせて、石川・富山両県で出土した古代末の木製笠塔婆や木製板碑の造立文化についての報告および、木製笠塔婆や僧形神像などの宗教関係遺物が多数出土した金沢市千田北遺跡の調査成果を紹介し、両県における仏教考古学の最新の知見を概観します。

日 時;令和5年12月16日(土曜日)
    合同例会 13:30~16:30
    懇 親 会 17:00~(要事前申込)

会 場;ウイングウイング高岡 503研修室(高岡市末広町1-8)

参加費;両会の会員は無料、会員外は当日徴収(300円程度)(当日入会歓迎)

日 程;13:00~13:30  開場、受付
    13:30~13:35  開会あいさつ(富山考古学会会長)
    13:35~13:40  事務連絡、趣旨説明
    13:00~14:10  「越中小金銅仏調査の成果①富山県東部」
              間野  達(富山考古学会会員)
    14:10~14:40  「越中小金銅仏調査の成果②富山県西部」
              田上 和彦(富山考古学会会員)
    14:40~15:00   ― 休 憩 ―
    15:00~15:20  「千田北遺跡にみる平安末期の信仰世界」
              向井 裕知(石川考古学研究会会員)
    15:20~16:00  「北陸における木製塔婆造立」
              垣内 光次郎(石川考古学研究会会員)
    16:00~16:25  質疑応答、意見交換
    16:25~16:30  閉会あいさつ(石川考古学研究会会長)
    17:00~19:00  懇親会

◎懇親会 17:00~19:00  高岡駅周辺  会費6,000円程度、当日徴収 要事前申込
申し込み 令和5年12月6日(水)までに、下記のいずれか片方にメールかFAXで、氏名・連絡先電話番号を記入の上、お申し込み下さい。
・富山考古学会   <メール> tomikoukikaku@gmail.com
          <FAX> 0766-30-7188(氷見市立博物館気付)
・石川考古学研究会 <メール> ishikouken@po6.nsk.ne.jp
          <FAX> 076-229-5528
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境A遺跡出土品 朝日町文化財指定 記念講演会 「境A遺跡出土品の素晴らしさ~縄文社会が見えてくる」開催について

 朝日町埋蔵文化財保存活用施設まいぶんKANで開催されている『令和5年度特別展 境A遺跡出土品 朝日町文化財指定記念 縄文の匠たち-受け継がれる技と美-』展の記念講演会が開催されます。

日 時;令和5年10月1日(日) 14:00~15:00
会 場;朝日町立ふるさと美術館 体験学習室
    (朝日町横水300)
講 師;山本 正敏氏(本会会長)
内 容;「境A遺跡出土品の素晴らしさ~縄文社会が見えてくる」
申込方法;当日受付先着順(50名)
資料代;100円

【問い合わせ先】 朝日町埋蔵文化財保存活用施設まいぶんKAN TEL;0765-83-0118
         https://www.town.asahi.toyama.jp/soshiki/maibunkan/maibunkanhome.html

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『まいぶんKAN令和5年度特別展 境A遺跡出土品 朝日町文化財指定記念 縄文の匠たち-受け継がれる技と美-』展の開催について

 朝日町埋蔵文化財保存活用施設まいぶんKANでは、令和5年に新たに朝日町指定文化財となった境A遺跡出土遺物182点を中心に展示が開催されます。

  境A遺跡は、昭和 59 年・60 年に北陸自動車道建設に先 立って発掘調査され、縄文時代早期~晩期の遺跡であるこ とが明らかになりました。境Aムラの人々は、目の前の海 岸で石器や玉の材料を採取して加工した匠の集団でした。 数千年にもわたってこの地に暮らした人々の残した遺物は、 約10万点にのぼります。これらの出土品は、平成11年に2,432 点が国重要文化財に指定されていますが、令和5年3月には、新たに182点が朝日町の指定文化財になりました。 これを記念して、新指定品全点を公開いたします。
 さらに、国重要文化財を期間限定で特別公開いたします。 境Aムラの人びとが残した匠の技術と縄文の優品をお楽し みください。
(チラシより)

会  期;8月4日(金)~12月24日(日)
休館日;毎週火曜日、8月15日~8月22日(展示入替えのため)
特別開館;8月8日(火曜日)
展示品;朝日町指定文化財となった境A遺跡出土品182点
    ①玉類製作関係遺物 ②磨製石斧製作関係遺物 ③縄文土器 ④土製品 ⑤石器・石製品類 ⑥木製品
◎8月4日(金)~14日(月)の期間、国重要文化財境A遺跡出土品45点を特別公開(富山県埋蔵文化財センターの所有者展示)
展示品:縄文土器5点(鍔付土器、異形土器、釣手形土器など)、硬玉大珠、玉類、磨製石斧、石棒、土偶 ・重要文化財展示期間は無休です。
入館料;300円、高校生以下無料 朝日町立ふるさと美術館との共通券を購入されると100円引きになります。

〈記念講演会〉
日  時;10月1日(日)14:00
会  場;
朝日町立ふるさと美術館体験学習室
講  師;山本正敏氏(本会会長)
参加費;100円(資料代)

〈縄文講演会「見る!きく!さわる!縄文の不動堂ムラに住んでみたら?」〉
日  時;10月14日(土)14:00~15:00
会  場;朝日町立ふるさと美術館体験学習室
講  師;安芸早穂子氏
定  員;35名
参加費;無料

〈ワークショップ「描くぞ!縄文人なりきり絵日記」〉
日  時;10月15日(日)10:00~15:00
会  場;まいぶんKAN・不動堂遺跡周辺
定  員;20人/親子の場合は組(事前申し込み制)
参加費;300円
復原画家の安芸早穂子さんを講師に、縄文時代の復元画を体験する講演会、ワークショップがあります。

【問い合わせ先】 朝日町埋蔵文化財保存活用施設まいぶんKAN TEL;0765-83-0118
         https://www.town.asahi.toyama.jp/soshiki/maibunkan/maibunkanhome.html

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まいぶんKAN常設展の拡充展示-浜山玉つくり遺跡、民具

 6月28日より、まいぶんKANでは浜山玉つくり遺跡の出土品の展示拡充を行いました。
 ヒスイの分割技法である「浜山技法」の見られるヒスイ加工品や製作工程など、これまでよりヒスイの展示点数を増やしています。
 また、発掘当時の貴重な写真を、当時特別調査委員であった椙山林継氏より提供いただき、展示しています。7月24日(月)までの短い期間の展示となりますが、どうぞご来館ください。
 また、ミニコーナーとして、「鍛冶屋の里」開催中です。朝日町には現在も現役の鍛冶屋さんがいます。 館蔵資料に鍛冶屋さんへの取材を加えて展示しています。
入館料:200円(一般)、高校生以下無料
毎週火曜休館 開館 9:30~16:30(最終16:00)

【問合せ先】朝日町埋蔵文化財保存活用施設 まいぶんKAN(〒939-0723 富山県下新川郡朝日町不動堂214)
      ☎ 0765-83-0118

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埴生八幡/学び塾 講演会「木曽義仲と北陸」の開催について

富山県小矢部市の埴生護国八幡宮にて、埴生八幡/学び塾の講演会が下記のとおり実施されます。

日  時;令和5年6月18日(日) 14:00~
会  場;埴生護国八幡宮・杜の間(旧社務所)(小矢部市埴生2992)
内  容;「木曽義仲と北陸」
       長村 祥知氏(富山大学講師)

主催:埴生護国八幡宮

【問合せ先】埴生護国八幡宮 ☎0766-67-1220

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まいぶんKANバースデイ記念特別開館(5月2日) について

 朝日町埋蔵文化財保存活用施設まいぶんKANでは、開館記念日である5月2日に特別イベントを開催します。
 詳細は、ホームページ(https://www.town.asahi.toyama.jp/soshiki/maibunkan/1915.html)をご確認ください。

特別開館日;令和5年5月2日(火)
開館時間 ;9:00~16:30(入館は16:00まで)

【特典】
 1.まいぶんKAN収蔵の土器カード(全員に1枚)
 2.下記のグッズを持参の方は展示室無料入館
    ・土器もしくは土偶グッズ(イラスト入りメモ帳やフィギュアなど)
 3.キリ番プレゼント
    ・5月2日来館者で、1桁目の数字が“2”の方にヒスイ海岸周辺の「遺跡MAP」

その他、有料の古代体験として「縄文土器作り(500円)」「あじろ編み(200円~)」もあります。

【問合せ先】朝日町埋蔵文化財保存活用施設 まいぶんKAN(〒939-0723 富山県下新川郡朝日町不動堂214)
      ☎ 0765-83-0118
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富山県埋蔵文化財センター「見て、知って!とやまヒストリー2023」展

 富山県埋蔵文化財センターでは、「見て、知って!とやまヒストリー2023」展が開催されています。
 旧石器時代から近現在までの富山の人々の姿を、発掘された出土品を通して紹介します。

期 間;令和5年4月14日(金)~9月24日(日)
会 場;富山県埋蔵文化財センター
入場料;無料
休館日;金曜日(5/5・8/11は開館します)

【問合せ先】富山県埋蔵文化財センター ☎076-434-2814
      ホームページ;
https://www.pref.toyama.jp/3041/miryokukankou/bunka/bunkazai/maibun/index.html
見て、知って!とやまヒストリー2023omote
見て、知って!とやまヒストリー2023ura

プロフィール

富山考古学会

Author:富山考古学会
1949年5月20日に設立。会の目的は、おもに富山県の考古学調査と研究、考古資料をはじめとする文化財の保存と継承、そして新人の指導。学会誌『大境』と連絡紙を発行。シンポジウムなどの研究活動、遺跡整備事業などに貢献。2008年、文部科学大臣表彰を受章。2011年、日本学術会議協力学術研究団体に指定。
※写真は氷見市大境洞窟(国史跡) [氷見市立博物館蔵]

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