大境洞窟住居跡発掘調査100周年記念 リレーコラム「大境」の連載について

 富山考古学会機関誌のタイトルである「大境」は富山県氷見市に所在します“大境洞窟住居跡”に由来します。

 大境洞窟住居跡は大正7(1918)年6月中頃※1に白山社の社殿改築のため地盤を掘り下げたところ遺跡の発見されました。このことは『高岡新報』に記事が記載され、更に『東京朝日新聞』の7月1日号に記事となりました。この記事を確認した東京帝国大学の柴田常惠氏によって7月4日より調査がなされました。ただちに『人類学雑誌』第33巻第7号(大正7年7月25日発行)に柴田氏より報告※2がなされました。
 その後9月28日より試掘トレンチ調査がなされ、層位学的に縄文時代が弥生時代に先行することが証明されました。

 この大境洞窟住居跡発見100周年を記念しまして、富山考古学会会員によるリレーコラム「大境」をこのHP上で連載します。
 最初のコラムニストは富山考古学会会長、山本正敏です。
 お楽しみにしてください。 


※1 長谷川言人 1927 「大境洞窟の遺蹟に就て」『先史学研究』によると、「6月15日頃」とされる。
※2 
柴田常惠 1918 「越中国氷見郡宇波村大境の白山社洞窟」『人類学雑誌』第33巻第7号

oozakai_s.jpg大境洞窟住居跡



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氷見市立博物館 特別展「中世の氷見を訪ねる -暮らしと祈りの世界-」の開催について

 氷見市街地のルーツは、鎌倉時代末期にまでさかのぼると考えられ、約660年前の南北朝期の史料には、湊川をはさんで「北市」と「南宿」の二つのまちがあったことが記されています。
 中世の氷見を知ることは、今の氷見を知ることにつながります。仏像・絵画・石造物・考古資料など、さまざまな文化遺産を通して、中世の氷見を紹介します。
(チラシより)

会 期;平成30年3月2日(金)~3月25日(日)
会 場;氷見市立博物館 特別展示室
入場料;無料
休館日;3月5日(月)・3月12日(月)・3月19日(月)

【問い合わせ】
 氷見市立博物館 0766-74-8231
 http://www2.city.himi.toyama.jp/museum/
中世の氷見を訪ねるチラシ-1
中世の氷見を訪ねるチラシ-2

とやま発掘最前線4th-平成29年度調査成果報告会―の開催について

 (公財)富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所では、平成29年度の調査成果報告会として「とやま発掘最前線4th-平成29年度調査成果報告会―」を開催します。  平成29年度事業としまして、富山市内の3遺跡の発掘調査事業と5遺跡の遺物整理事業が実施され、主な調査の成果を担当者が、わかりやすく解説します。また、出土品の一部も公開します。

日 時;平成30年3月17日(土)13:30~15:30(開場13:00)
場 所;富山県民会館611号室

内 容;発掘調査事業
    ・平榎亀田遺跡ほか(富山市、縄文~近世)
    遺物整理事業
    ・布尻遺跡(富山市、縄文)
入場料:無料(申し込み不要)

【問い合わせ】
 公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所
 076-442-4229
 http://toyama-maibunji.com/


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第5回 富山考古学会・石川考古学研究会 合同例会「北陸の弥生時代中期における最新の動向」のお知らせ

 今回の合同例会では、「北陸の弥生時代中期における最新の動向」をテーマとして、近年の大規模 発掘調査で蓄積された成果を報告します。富山県では、高岡市における土地区画整理事業に伴う江尻南遺跡、県道高岡環状線建設工事に伴う石名瀬A遺跡の報告を行います。石川県では、小松市における北陸新幹線建設工事に伴う八日市地方遺跡の報告を行うとともに、八日市地方遺跡については、昨年確認調査を実施しており、その内容についても報告を行います。最後には意見交換を通じて今後の研究についての展望を考えたいと思います。
この合同例会を通じて、両会の情報共有・相互交流を図りたいと思います。ぜひご参加ください。

○期 日;平成30224日(土)
合同例会 13301650(定員60名、当日先着順)
懇親会  17301930(要事前申込、裏面参照)

○会 場;高岡市生涯学習センター 研修室503
(高岡市末広町1-7 ウィング・ウィング高岡内)
※駐車場は裏面地図の市営高岡駐車場をご利用ください(1時間割引あり)

○参加費;300円(資料代等、当日徴収)

○日 程;12:30~     開場、受付
13:00~13:05 事務連絡、趣旨説明
13:05~13:10 開会あいさつ
13:10~13:45 富山県報告 「高岡市江尻南遺跡」                      岡田一広氏(富山会員、株式会社エイ・テック)       
13:45~14:20 富山県報告 「高岡市石名瀬A遺跡」                     杉山大晋氏(富山会員、高岡市教育委員会)
14:20~14:40 - 休 憩 -
14:40~16:00 石川県報告 「小松市八日市地方遺跡」                    加藤江莉氏(石川会員、石川県埋蔵文化財センター)
         林 大智氏(石川会員、石川県埋蔵文化財センター)
         下濱貴子氏(石川会員、小松市埋蔵文化財センター)
16:00~16:45 質疑応答、意見交換
16:45~16:50 閉会あいさつ
17:30~19:30 懇親会(要事前申込)

懇親会】
○日  時:平成30年2月24日(土) 17:30~19:30
○会  場:かめ蔵(高岡市御旅屋町9-18)
○会  費:6,000円(飲み放題、当日徴収)
○申 込 先
 ・富山考古学会 archae.t@gmail.com  電話 090-9440-8639(三浦企画委員長)   ○申込期限:平成30年2月15日(木)まで
  ※当日キャンセルの場合は、後日参加費を全額負担していただきます。


2018合同例会-1
2018合同例会-2

<新刊紹介> 富山城研究会『論集 富山城研究』

 このたび本会会員である古川氏などが執筆された富山城研究会が表題の論集を刊行されました。 富山城・高岡城の石垣の採石地推定や富山藩主前田家墓所長岡御廟所、富山藩の庭園などの各氏の論文が掲載されています。
 石垣の調査が実施された富山城・高岡城の理化学的な分析は必見です。その他、精力的な調査・研究の成果が多く掲載されています。
『論集 富山城研究』 (1500円、送料・振込手数料無料)

★購入希望の方は、下記のチラシ記載の申込先へ直接ご連絡ください。★
★富山石文化研究所刊行の諸冊子に関しても申込先へ直接ご連絡ください。★
                                                                      (杉山大晋)
富山城研究-1
富山城研究-2

平成30年度総会について

 平成30年度富山考古学会総会を平成30年1月27日(土)13:00より富山市環日本海交流会館 大会議室で下記のとおり開催します。

  日  時;平成30年1月27日(土) 13:00~17:00
  場  所;富山市環日本海交流会館 大会議室
  内  容;第1部 総 会 13:00~13:50 
        平成29年度会務報告
        平成29年度決算・監査報告
        平成30年度活動計画
        平成30・31年度役員改選
        その他報告
       第2部 研究報告 14:05~16:40
        田上 和彦氏 「越中の(小)金銅仏調査 中間報告」
        山本 正敏氏 「富山県内の石冠について」
        的場 茂晃氏 「松倉城の試掘調査について」 

  懇親会;とんぺい別館(会費;5,000円程度)

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北代縄文館ミニ企画展「縄文人の食生活」の開催について

 富山市北代縄文館では、ミニ企画展「縄文人の食生活」が開催されます。

 縄文人の食生活はどのようなものだtったのでしょうか。本展では、富山市小竹貝塚(縄文時代前期)から出土した漁具・魚骨等をとおして縄文人と魚貝類などとのかかわりを探ります。(チラシより)

会  期;平成29年12月19日(火)~平成30年5月27日(日)
会  場;富山市北代縄文広場 北代縄文館 
開館時間;9:00~17:00(入場は16:30まで)
休 館 日;毎週月曜日および祝日の翌日(ただし土曜日・日曜日の場合は開館)
入 館 料;無料

【学芸員による展示解説会】(終了しました)
日  時;平成29年12月23日(祝日・土曜日) 10:00~
北代縄文展示室(申込不要・参加無料)

【問い合わせ】
 富山市北代縄文広場 076-436-3664
縄文人の食生活

プロフィール

富山考古学会

Author:富山考古学会
1949年に設立。会の目的は、おもに富山県の考古学調査と研究、考古資料をはじめとする文化財の保存と継承、そして新人の指導。学会誌『大境』と連絡紙を発行。シンポジウムなどの研究活動、遺跡整備事業などに貢献。2008年、文部科学大臣表彰を受章。2011年、日本学術会議協力学術研究団体に指定。
※写真は氷見市大境洞窟(国史跡) [氷見市立博物館蔵]

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