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【富山県埋蔵文化財センター「令和4年度市町村連携発掘速報展・春の虫干会~重要文化財の風通し~」のお知らせ】

富山県埋蔵文化財センターでは、「令和4年度市町村連携発掘速報展・春の虫干会~重要文化財の風通し~」が行われています。
「令和4年度市町村連携発掘速報展」では、当センターと市町村教育委員会等が、県内で近年実施した発掘調査の出土品や研究成果を持ち寄って、一堂に展示します。
「春の虫干会」では、当センターが所蔵する国指定重要文化財「富山県境A遺跡出土品」等の保存状態の定期点検を兼ねて、風通しの様子を公開します。

期間:令和5年2月4日(土曜日)~4月2日(日曜日)
開館時間:9時00分~17時00分
入場料:無料
休館日:金曜日

主な出土品

黒崎種田遺跡出土曲物(富山市教育委員会)
越中国分寺跡出土軒丸瓦(高岡市教育委員会)
沖塚原東B遺跡出土呪符木簡(射水市教育委員会)
園カンデ窯跡出土焼き歪んだ須恵器(氷見市教育委員会)
本江遺跡出土縄文土器深鉢(滑川市教育委員会)
南太閤山1遺跡出土縄文土器深鉢((公財)富山県文化振興財団)
浜黒崎飯田遺跡出土古墳時代土師器壺(富山県埋蔵文化財センター)

HP:https://www.pref.toyama.jp/3041/miryokukankou/bunka/bunkazai/maibun/tenji.html

富山県埋蔵文化財センター
〒930-0115 富山市茶屋町206-3
電話番号:076-434-2814
ファックス番号:076-434-2859

2023-02-25速報展
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高岡・射水合同企画展「古代のものづくりと寺院」の開催について

現在、高岡市万葉歴史館の万葉学習コーナーにて、「古代のものづくりと寺院」展を開催中です。
今から1350年前、射水市で生産された屋根瓦が伏木地区の御亭角廃寺(おちんかどはいじ)に運ばれ、当時の寺院の屋根を飾りました。高岡・射水両市で出土した瓦などを展示し、越中の仏教文化のはじまりを紹介しています。

高岡会場【開催中】
会期:令和4年10月19日(水曜)から令和5年3月27日(月曜)
開館時間:【11月~3月】午前9時から午後5時(入館は午後4時15分まで)
展示会場:高岡市万葉歴史館(高岡市伏木一宮1-11-11)
観覧料:一般300円、中学生以下無料、65歳以上240円

展示品
高岡市御亭角廃寺【瓦(軒丸瓦)】
射水市小杉丸山遺跡【瓦(軒丸瓦・平瓦・丸瓦)、須恵器(坏蓋・坏身)】
射水市小杉流団No.16遺跡【印仏・墨書土器】
射水市天池C遺跡【須恵器(鈴・当て具・皿・坏蓋・坏身)】


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特別展「再発見! 本江遺跡」展の開催について

 滑川市立博物館では、富山県指定文化財(史跡)「本江遺跡」指定50周年記念 特別展「再発見! 本江遺跡」展-文化が交差する縄文時代と謎の五角形住居をもつ古墳時代- が令和4年7月23日(土)~9月19日(月・祝)が開催されます。

会  期;令和4年7月23日(土)~9月19日(月・祝)
会  場;滑川市立博物館
開館時間;10:00~18:00(入館は17:30まで)
休 館 日;月曜日(9月19日は開館、8月12日(金)
入 館 料;無料

〔講演会〕 各回定員 15名
 第1回 7月30日(土) 13:30
     「白岩川・上市川流域の古墳」
     髙橋 浩二氏(富山大学教授・本会幹事


 第2回 8月27日(土) 13:30
     「縄文後期の本江遺跡-東西交流の結節点-」
     秋田かな子氏(東海大学准教授)

 第3回 9月10日(土) 13:30
     「本江遺跡における縄文人の暮らし」
     麻柄 一志氏(魚津歴史民俗博物館・本会副会長

〔展示解説会〕
  開 催 日;7月23日(土)、8月14日(日)、9月17日(土)、9月19日(月・祝)
  時  間;11:00~11:30、13:00~13:30
  各回定員;20名
 
本江遺跡の土器を整理してみよう!
  開 催 日;7月24日(日)、8月6日(土)、8月20日(土)
  定  員;15名

【問合せ先】滑川市立博物館 ☎076-474-9200
      https://www.city.namerikawa.toyama.jp/museum/index.html
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ミニ企画展「令和3年度 市町村連携発掘速報展」の開催について

 富山県埋蔵文化財センターでは、ミニ企画展「令和3年度 市町村連携発掘速報展」が開催されます。また、同時に「春の虫干し ~重要文化財の風通し~」が開催され、国指定重要文化財境A遺跡の出土品を展示します。

会  期;令和4年2月5日(土)~4月3日(日)
会  場;富山県埋蔵文化財センター
開館時間;9:00~17:00
休 館 日;金曜日・2/14(月)、2/11(金・祝)は開館
展示資料
 富山市;上野井田遺跡(弥生土器・臼玉、富山市教育委員会)
 高岡市;東木津遺跡(奈良平安時代漆紙・土器・木製品、高岡市教育委員会)
 射水市;沖塚原東B遺跡(井戸曲物・漆器・珠洲、射水市教育委員会)
     南太閤山Ⅰ遺跡(縄文土器・石器・種実遺体、(公財)富山県文化振興財団)
 魚津市;松倉城跡(中世土師器・陶磁器、魚津市教育委員会)
 氷見市;阿尾島田A1号墳(ガラス小玉・碧玉管玉・翡翠垂玉、氷見市教育委員会)
 小矢部市;芹川遺跡(銅鈴・瓦塔・奈良平安時代土器、小矢部市教育委員会)

【問合せ先】
 富山県埋蔵文化財センター 076-434-2814
 ホームページ;https://www.pref.toyama.jp/3041/miryokukankou/bunka/bunkazai/maibun/index.html 

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高岡市万葉歴史館「万葉学習エリア」オープンと展示のお知らせ

 高岡市万葉歴史館は令和2年度から、順次展示リニューアルを進めており、令和3年9月26日に「万葉学習エリア」としてリニューアルオープンしました。

 このリニューアルオープンを契機として、「万葉学習エリア」の一角で高岡市教育委員会が保管する出土資料や関連資料を展示する運びとなりました。

 今回の展示「越中国府・国分寺を掘る」では、越中国府に関する出土資料の他、県史跡越中国分寺跡や御亭角廃寺など、伏木地区に所在した古代寺院に関する資料を展示しています。
 この機会に、万葉集の編纂者大伴家持が赴任した越中国府を展示を通して学び、現地を訪れてみてはいかかでしょうか。
【問い合せ先】高岡市万葉歴史館 TEL0766-44-5511
       高岡市教育委員会文化財保護活用課 TEL0766-20-1463

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「越中国府・国分寺を掘る」
会期:令和3年9月26日~令和4年5月終了予定(期間中展示替えあり)
会場:高岡市万葉歴史館 万葉学習エリア
入館料:一般:300円、団体・65才以上:240円、中学生以下:無料
開館時間:11月~3月9時~17時、4月~10月9時~18時(入館は閉館45分前まで)
休館日:火曜日・年末年始
※詳細は高岡市万葉歴史館HP;https://www.manreki.com/

特別展「氷見の郷の古代 -飛鳥・奈良・平安-」展の開催について


 氷見市立博物館では、特別展「氷見の郷の古代 -飛鳥・奈良・平安」展が開催されます。

 古代の氷見は越中国射水郡に属し、現在の氷見市域には阿努郷、宇納郷、古江郷、布西郷の四つの郷がありました。
 このうち阿努郷を本拠地とし、8世紀半ばには射水郡の大領として『万葉集』にその名がみえるのが安努君広嶋です。安努君氏は氏寺として氷見市小窪に瓦葺きの伽藍を備えた古代寺院を建立したとされ、また氷見市域を越えて他の郷に進出していたことでも知られます。
 こうした飛鳥時代から奈良時代、平安時代の氷見を知る手掛かりとなるのが、市内に154か所ある古代の遺跡です。特に平成13年以降、能越自動車道建設などに伴って実施された大規模発掘調査では、古代に関しても多くの発見がありました。
 今回の特別展では、そうした大規模発掘で出土した考古資料や館蔵資料を通じて、古代の氷見を紹介します。
〔チラシより〕

会 期;令和2年10月16日(金)~11月8日(日)
会 場;氷見市立博物館 特別展示室
観覧料;無料
開場時間; 9:00~17:00
休館日;月曜日(10月19・26、11月2日)

【資料解説会】
日 時;10月17日(土) 14:00から
参加自由
※1 入館にあたっては新型コロナウィルス感染予防対策にご協力ください。
※2 状況により内容が変更・中止になる場合があります。


【問合せ先】
 氷見市立博物館 0766-74-8231
 ホームページ;https://www.city.himi.toyama.jp/section/museum/
氷見の郷の古代チラシ-1  

氷見の郷の古代チラシ-2

「BONE〈骨〉 -貝塚で知る生命の証-」展の開催について

 富山県埋蔵文化財センターでは、企画展「BONE〈骨〉 -貝塚で知る生命の証-」が開催されています。

 日本海側最大級の貝塚・小竹貝塚から、6000年の時を超え、私たちの目の前に現れた骨・骨・骨!天然のタイムカプセルから出土した「骨」からは何がわかるのか!
 本展では、これまでの研究成果を踏まえつつ、小竹貝塚から出土した人や犬をはじめとする動物や魚などの骨を展示し、「骨」から縄文時代の人々の歴史や環境、くらしを探ります。〔チラシより〕

会  期;令和2年10月2日(金)~令和3年3月7日(日)
会  場;富山県埋蔵文化財センター
開館時間; 9:00~17:00
休 館 日:金曜日・12月28日(月)~1月4日(月)
入 場 料:無料

記念講演①
 「形質人類学から見た小竹人(仮)」
   講 師;溝口 優司氏(国立科学博物館名誉研究員)
   日 時;令和2年10月17日(土) 13:30~
   会 場;富山県埋蔵文化財センター会議室

記念講演②
 「縄文時代のお魚事情」 
  講 師;稲村 修氏(魚津水族博物館長) 
  日 時;令和2年11月8日(日) 13:30~
  会 場;富山県埋蔵文化財センター会議室

記念講演③
 「小竹貝塚出土骨の分析」
  講 師;覚張 隆史氏(金沢大学助教)
  日 時;令和3年1月17日(日) 13:30~
  会 場;富山県埋蔵文化財センター会議室 

【問合せ先】
 富山県埋蔵文化財センター 076-434-2814
 ホームページ;
http://www.pref.toyama.jp/branches/3041/maibun/

県センターチラシ表
県センターチラシ裏

プロフィール

富山考古学会

Author:富山考古学会
1949年に設立。会の目的は、おもに富山県の考古学調査と研究、考古資料をはじめとする文化財の保存と継承、そして新人の指導。学会誌『大境』と連絡紙を発行。シンポジウムなどの研究活動、遺跡整備事業などに貢献。2008年、文部科学大臣表彰を受章。2011年、日本学術会議協力学術研究団体に指定。
※写真は氷見市大境洞窟(国史跡) [氷見市立博物館蔵]

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