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<新刊紹介> 山口充・佐伯哲也編『北陸の名城を歩く-福井編-』

 本会会員である佐伯哲也氏が編者の一人を務めた表題図書が刊行されました。
 斯波・朝倉・一色氏らの群雄が割拠した福井県。その福井県の城から精選した名城59が紹介されています。
 冒頭では、佐伯氏が「越前・若狭の城郭戦国史」を執筆し、歴史概況と各城の位置づけをまとめています。
 最新の知見に基づく、豊富な図版とわかりやすい解説で、専門家から一般の城好きの方まで必読の書です。
 なお、本会会員が多数執筆している同シリーズの富山編も間もなく刊行予定です。
 乞うご期待!
A5版 258頁 2500円+税 2022年7月1日発行 吉川弘文館
(野垣好史)
佐伯さん紹介
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<新刊紹介>佐伯哲也著『越前中世城郭図面集Ⅲー越前南部編-』

 本会会員である佐伯哲也⽒の城郭図⾯集シリーズの新刊が発売になりました。2011年のシリーズ第1冊から数えついに9冊目。
 ほぼ1年に1冊ずつ刊行されるという超人的なペースも、もはや当たり前に感じます。
 本冊は越前編の3冊目。
 富山ではお馴染み佐々成政の居城であった小丸城をはじめとする60の城郭と、越前編Ⅰ・Ⅱの補遺として7城郭が取り上げられています。 すべての城郭に緻密な縄張図が掲載され、文献や発掘成果も踏まえた詳しい解説が付されます。 また特別論⽂として「越前一向一揆の城郭について」が収録されています。

 次回10冊目は若狭編とのこと。佐伯氏の研究はまだまだ広がりを見せそうで楽しみです。
(A4版 190⾴ 3000円+税 2021年12⽉15⽇発⾏ 桂書房)
(野垣好史)
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(既刊)佐伯哲也⽒の城郭図⾯集シリーズ
1『越中中世城郭図⾯集Ⅰ』2011年
2『越中中世城郭図⾯集Ⅱ』2012年
3『越中中世城郭図⾯集Ⅲ』2013年
4『能登中世城郭図⾯集』2015年
5『加賀中世城郭図⾯集』2017年
6『⾶騨中世城郭図⾯集』2018年
7『越前中世城郭図⾯集Ⅰ』2019年
8『越前中世城郭図面集Ⅱ』2020年
9『越前中世城郭図面集Ⅲ』2021年 ←最新刊

<新刊紹介> 佐伯哲也著『越前中世城郭図面集Ⅱ-越前中部編-』

本会会員である佐伯哲也⽒の城郭図⾯集シリーズの新刊です。2011年のシリーズ第1冊から数え8冊目となります。
今回は、有名な一乗谷の城郭をはじめ、53の城郭が取り上げられています。
緻密な縄張図とともに、文献や発掘成果も踏まえた詳しい解説が掲載されます。
特別論⽂として「一乗谷現存遺構の構築年代について」も収録されています。
また「あとがき」には、本書が、著者の途方もない労力と情熱のもとに成ったことが記されています。
多くの方が手に取って佐伯氏の研究に触れていただくよう、ここに紹介します。

(A4版 166⾴ 2500円+税 2020年8⽉1⽇発⾏ 桂書房)

◎(既刊)佐伯哲也⽒の城郭図⾯集シリーズ
1『越中中世城郭図⾯集Ⅰ』2011年
2『越中中世城郭図⾯集Ⅱ』2012年
3『越中中世城郭図⾯集Ⅲ』2013年
4『能登中世城郭図⾯集』2015年
5『加賀中世城郭図⾯集』2017年
6『⾶騨中世城郭図⾯集』2018年
7『越前中世城郭図⾯集Ⅰ』2019年
8『越前中世城郭図面集Ⅱ』2020年

(野垣好史)
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<新刊紹介>佐伯哲也著『越前中世城郭図面集Ⅰ-越前北部編-』

本会会員である佐伯哲也氏の城郭図面集シリーズの新刊です。2011年のシリーズ第1冊から数え7冊目となります。
著者は今回の地域で約300ヶ所を調査、そのうえで取捨選択し城郭と判定した51城を取り上げています。
緻密な縄張図、史料や発掘成果を加味した解説など、著者の調査研究成果が詳細に記されています。
巻末には、特別論文「朝倉氏城郭の馬出について」が収録されます。
ぜひご覧ください。
(A4版 144頁 2500円+税 2019年7月7日発行 桂書房)

〇(既刊)佐伯哲也氏の城郭図面集シリーズ
1『越中中世城郭図面集Ⅰ』2011年
2『越中中世城郭図面集Ⅱ』2012年
3『越中中世城郭図面集Ⅲ』2013年
4『能登中世城郭図面集』2015年
5『加賀中世城郭図面集』2017年
6『飛騨中世城郭図面集』2018年
7『越前中世城郭図面集Ⅰ』2019年
(野垣好史)
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<新刊紹介> 佐伯哲也著『飛騨中世城郭図面集』

 本会会員である佐伯哲也氏の城郭図面集シリーズの新刊が刊行されました。2011年のシリーズ第1冊から数えて6冊目となります。
 今冊は著者が「第二の故郷」と呼ぶ飛騨の城館です。飛騨全体で約800ヶ所を調査したという著者が、城館と判定した114城を取り上げています。 緻密な縄張図、史料や発掘成果を加味した詳細解説、大胆な新説など、著者の研究成果がふんだんに盛り込まれています。
 また、特別論文として高山市松倉城の石垣についての考察が加えられます。 研究者・埋文行政に関わる者・城郭愛好者等にとって、永く参照され続けられるであろう重要な基本文献といえます。多くの方が手に取られるよう紹介させて頂きます。
(A4版 304頁 5000円+税 2018年4月30日発行 桂書房)                              (野垣好史)

飛騨中世城郭図面集

<新刊紹介> 富山城研究会『論集 富山城研究』

 このたび本会会員である古川氏などが執筆された富山城研究会が表題の論集を刊行されました。 富山城・高岡城の石垣の採石地推定や富山藩主前田家墓所長岡御廟所、富山藩の庭園などの各氏の論文が掲載されています。
 石垣の調査が実施された富山城・高岡城の理化学的な分析は必見です。その他、精力的な調査・研究の成果が多く掲載されています。
『論集 富山城研究』 (1500円、送料・振込手数料無料)

★購入希望の方は、下記のチラシ記載の申込先へ直接ご連絡ください。★
★富山石文化研究所刊行の諸冊子に関しても申込先へ直接ご連絡ください。★
                                                                      (杉山大晋)
富山城研究-1
富山城研究-2

<新刊紹介> 佐伯哲也著『戦国の北陸動乱と城郭』

 このたび本会会員である佐伯哲也氏が表題の著書を刊行されました。 北陸の主要50城館の詳しい解説がなされています。佐伯氏の代名詞ともいえる縄張り図から読む城郭構造という視点にくわえ、城主や武将像などにも焦点があてられ、本人が目指したと言われるとおり一般の方から城郭マニアまで読み応えのある内容となっています。
 これまでに佐伯氏が刊行された5冊の『中世城郭図面集』とはまた一味違った、より多くの方にとって親しみやすい本といえます。
日本の城郭シリーズ5『戦国の北陸動乱と城郭』 (A5判 284頁 2500円+税 戎光祥出版)
(野垣好史)

佐伯哲也著作

プロフィール

富山考古学会

Author:富山考古学会
1949年に設立。会の目的は、おもに富山県の考古学調査と研究、考古資料をはじめとする文化財の保存と継承、そして新人の指導。学会誌『大境』と連絡紙を発行。シンポジウムなどの研究活動、遺跡整備事業などに貢献。2008年、文部科学大臣表彰を受章。2011年、日本学術会議協力学術研究団体に指定。
※写真は氷見市大境洞窟(国史跡) [氷見市立博物館蔵]

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