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70周年記念例会 「剱岳山頂踏査」の開催について

 標高2999mの剱岳は北アルプスの中でもっとも峻険な山として知られ、古来より修験の場として崇められてきました。前人未到とされていた剱岳に、1907年(明治40)三角測量点を置くために登った柴崎芳太郎一行は、山頂で奈良時代末期から平安初期のものと思われる銅錫杖頭と鉄剣を発見しました。それらは現在国の文化財に指定されています。

このたび富山考古学会70周年を記念し、特別例会として剱岳山頂踏査を企画しました。考古学的な 視点を持ちながら、立山連峰の中でも霊峰として名高い剱岳の登頂を目指します。


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期  日;令和元年9月13日(金)〜15日(日) ※行程は2泊3日
行  程;剱岳別山尾根ルート登山
<1日目> 立山駅 ~ 室堂 ~ 雷鳥沢 ~ 剱御前小屋 ~ 剣澤小屋泊
<2日目> 剣澤小屋 ~ 一服剱 ~ 前剱 ~ 剱岳山頂 ~ 一服剱 ~ 剱澤小屋
<3日目> 剱澤小屋 ~ 剱御前小屋 ~ 雷鳥沢 ~ 室堂 ~ 立山駅
※剱岳山頂アタックは2日目を予定。天候が悪い場合は3日目にアタックし下山。

募集人数;8名
参加費;未定(ガイド代・宿泊代・保険代含む、当日徴収)
    ※人数によって変動あり
ガイド;本郷博毅氏
    (立山ガイド協会・山岳ガイドステージⅡ(http://rems-outdoor.com))
    他サブガイド1名
装  備;リュック、登山靴、ヘルメット、ヘッドランプ、グローブ、レインウェア、
     肌着、着替え、水分(1ℓ)、昼食(1日目・2日目分)、行動食、マップ、
     コンパス等
事前講習;参加希望者を対象に6月8日(土)午前に登山講習会を予定しています。
参加申込;下記により氏名・住所・電話番号・生年月日をご連絡ください。
○申込先;富山考古学会 <メール> archae.t@gmail.com <FAX> 0763-37-1303
○申込期限;令和元年6月30日(日)まで


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プロフィール

富山考古学会

Author:富山考古学会
1949年に設立。会の目的は、おもに富山県の考古学調査と研究、考古資料をはじめとする文化財の保存と継承、そして新人の指導。学会誌『大境』と連絡紙を発行。シンポジウムなどの研究活動、遺跡整備事業などに貢献。2008年、文部科学大臣表彰を受章。2011年、日本学術会議協力学術研究団体に指定。
※写真は氷見市大境洞窟(国史跡) [氷見市立博物館蔵]

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