富山市考古資料館企画展「縄文人とふしぎな道具」」の開催について

 縄文時代の遺跡からは、土偶や三角とう形土製品、石棒、石冠、御物石器など不思議な形をした遺物が出土しています。これらは生と死が今よりもずっと身近にあった縄文人の祈りや祭りのための道具と考えられていますが、その実態は謎に包まれています。
 土偶は粘土で人の姿形をかたどった土製品です。特に縄文時代晩期の遮光器土偶が有名ですが、富山市内でも水橋舘町や浜黒崎野田・平榎遺跡から頸部や腕部分が出土していて、東北地方の亀ヶ岡文化の影響をうかがわせます。三角とう形土製品は三角柱状の土製品で、北陸での出土量が突出して多く、県内の縄文文化を特色づける遺物です。
 石棒は豊かさの繁栄のシンボルとして、縄文時代には1m以上の大型品が作られました。石冠と御物石器は飛騨地方を中心に分布し、神通川や庄川流域からも多く出土しています。
 これらの不思議な道具は形や使われ方など様々な想像を掻き立てます。本展では県内各地や飛騨地域の出土品149点を展示し、縄文時代の精神世界と文化的な交流を探ります。(チラシより)

開催期間;平成29年8月25日(金)~平成30年4月8日(日)
開館時間;9:00~17:00(入館は16:30まで)
会  場;富山市考古資料館
休館日;年末年始(12/28~1/4)・2/13(火)
観覧料;大人100円、高校生以下無料

●学芸員による解説会
日 時; 9/2(土)10:00~11:00
    11/3(祝)10:00~11:00
●記念講演会
日 時;9/30(土) 14:00~16:00
講 師;瀬口眞司氏((公財)滋賀県文化財保護協会 調査課安土分室分室長)
演 題;「土偶のヒミツ-隠されたその正体を探る-」
会 場;富山市民俗民芸村管理センター講座室
申込み;不要
費 用;無料
●考古楽講座
日 時;12/9(土)10:00~12:00
講 師;森 喜美(富山市民俗民芸村 解説サポーター)
演 題;「縄文人の道具箱」
会 場;富山市民俗民芸村管理センター講座室
申込み;不要
費 用;無料

【問合せ先】
 富山市考古資料館 076-433-8634
 https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/minzokumingei/kouko/kouko.html

チラシ表
チラシ裏
スポンサーサイト

プロフィール

富山考古学会

Author:富山考古学会
1949年に設立。会の目的は、おもに富山県の考古学調査と研究、考古資料をはじめとする文化財の保存と継承、そして新人の指導。学会誌『大境』と連絡紙を発行。シンポジウムなどの研究活動、遺跡整備事業などに貢献。2008年、文部科学大臣表彰を受章。2011年、日本学術会議協力学術研究団体に指定。
※写真は氷見市大境洞窟(国史跡) [氷見市立博物館蔵]

最新記事

最新コメント

メールフォーム

富山考古学会および当ホームページにご意見や考古学情報をお寄せください

名前:
メール:
件名:
本文:

富山の天気

FC2カウンター